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Posted by namjai at

2010年11月11日

野良犬に自殺願望はあるか

偶然なのですが7日の夜にテレビのスポーツ番組を見ていて大変驚かされました。

タイ国内での自転車のロードレースの中継録画でした。

レーサーの先頭集団が10人ほどかたまって走っている場面が映し出されていました。
道路の様子をみると広いけれど田舎の道のようで、背景には田んぼと時折すれちがう車が映っています。

と、、
突然画面の左側、レーサーからみて左前方向から3頭の犬が道路を横断し始めたのです。

テレビの中継車が通り過ぎたので「それ今のうちに向こう側へ急げっ」という感じです。
「左右を確認もせず」「横断歩道も使わず(なかったけど)」「手を上げることもせず(犬だから無理)」

中継車と先頭のレーサーの距離は30メートル位でしょうか、その間を3頭の犬が道を横切る!

自転車レースですのでかなりのスピードが出ています。
先頭を走っていたレーサーは犬を避けることができず犬に乗り上げる形で衝突し、はずみで10メートルほど先まで「文字通りふっとんで行き、道路にたたきつけられました」

テレビカメラは冷静に倒れたレーサーを写し続けていました。
レーサーはどこかを骨折したようで、起き上がることもできずのたうちまわっています。

テレビは救急車がやってきてレーサーを収容するまでのようすを放送していました。
(報道とはいえいつまでも冷静に撮影してるんじゃないよ、なんとかしなさいよ)


このとき思ったのはタイの野良犬のなんとも不思議な行動です。

1台だけ自転車が走ってくるのではなく、先頭集団だけで10台の自転車がひとかたまりになって走ってきているのです。
そのほかに取材の車やテレビの中継車も走っているというのに、それらがまったく眼中に無いがごとく3頭が一緒になって悠然と道路を横断するのにはあきれました。

まるで犬の集団自殺じゃないか?

タイを旅行していると、日中の交通量の多い道なのに平然と道路中央で昼寝をする犬をときどき見かけます。
「おい、おまえは死にたいのか?」と声を掛けたくなるような光景です。

犬のなかには人生(犬生?)を悲観して自殺しようとするのもいるらしい、とさるブログにもありました。

<子供に噛み付く親、自殺する犬|★元外交官夫人・タイ・海外ニュース便り★>
http://ameblo.jp/leahgo/entry-10070196593.html

タイの人は車もバイクも上手に寝そべっている犬を避けて通っているようですが、どうしても避けきれずに轢いてしまうこともあるようです。
前足などを失った犬も目にします。

私が数年前コンケーンの町を歩いているときでした、突然「ギャン、キャーン」と犬の悲鳴、見ると犬がバイクに前足を轢かれてしまい泣きながら道路でぐるぐる回っているのでした。

「ああ、やはり犬の交通事故も多いんだな」と変なところで納得したものです。

生き物を大切にする敬虔な仏教徒のひとたちですが、野良犬を放置するということには疑問を感じます。
「犬が自由に生きられていいじゃないか」という意見もあるでしょうが、野良犬は人にとっても犬にとっても不幸ではないかと思います。
  
タグ :野良犬


Posted by きょん at 10:12Comments(0)タイ旅行